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津山市消費生活モニター連絡会副代表の波々部郁子さんは、
『美作大学技術交流プラザ食品分科会』に、消費者として「民」
の立場として参加し、商品開発に積極的に携わっています。
この美作大学技術交流プラザの食品分科会に参加するようになったのは、私は津山市消費生活モニター連絡会という会に入っていまして、そこから消費者として参加してもらいたいというお話があったことがきっかけです。
津山市消費生活モニター連絡会というのは、津山市が消費生活モニターを認定しているんですが、そのモニターの期間は一年間なんですね。
でも、せっかく勉強したんだから一年間で辞めるのはもったいないということになって、モニターの経験を活かしてなにかしようと、モニター経験者の有志が1990年に連絡会を作ったんです。
私は1992年の消費生活モニターなので、それから連絡会に入って美作大学技術交流プラザで商品開発を行うようになりました。

食品分科会では、今ではもう15種類を越える商品開発を行ってきましたが、私が消費者として開発に関わった商品で一番印象に残っているのは『レアチーズ豆腐』です。
試食してみると豆腐の味ばかりだったり、今度はチーズのほうに振れすぎていたりで、完成品になるまでにそれは時間がかかったんです。思ったものがなかなかできず、何度も試作を繰り返しました。
私たちの意見は、ひとつの商品に対して、食品分科会の全員へのアンケート調査というかたちで反映されます。
アンケートには、私たち消費者だけではなく食品分科会全員が答えるんですが、その商品に関する意見と価格に関してなどを具体的に提案します。
食品分科会には地元津山の食品関連企業が13社参加されているんですが、どこの社長さんもお忙しいのに毎月会議に出席していただいているので、会議にはすごく活気があります。
その中で消費者として私が意見を述べるのとは、主に味についてと添加物のことです。
消費者としてはやっぱり添加物は使ってほしくないなと。
せっかく私たちの意見が反映されるものを作るのですから、安心して家族に食べさせられるものを作りたいです。
もちろん添加物でも作る過程でどうしてもはずせないものもあります。 それを使うのは仕方ないと思うんです。
でも、使わなくていいものなら、できる限り使わないでほしいというのが消費者の本音ですよね。
そういう意見をできる限り出しあった結果、今の『レアチーズ豆腐』が生まれたのです。
やはり、そうやって時間をかけて作りあげていったことが商品への思いにもなっているんでしょうね。

そして、もうひとつこだわったことがあります。
私たちが住んでいる津山で、そして、私たちが作るんだから、原材料には津山地域のものを使うということです。
それは、津山市民としてはこだわりがありますね。それが『つやま夢みのり』ブランドだからです。
津山地域の原材料を使うことで、生産者の方にとっても自分の作ったものが地元に貢献しているのをダイレクトに感じられます。 それはとても励みになると思うんです。
もちろん消費者にとっては、生産者の方に作ってもらわない限り、良い物を口にすることはできません。
これはお互いの幸せにつながっているのです。
だからこそ生産者の方には、いいものを元気に作ってほしいと思っています。

美作大学技術交流プラザは、産官学に「民」も入っているということで、とても意義のある取組みだと感じています。
これからは、いろんなところで消費者の意見を入れていかないといけないと思うんです。だから、もっと消費者の声を増やしていって欲しいですね。町の活性化を考える上でも、消費者の意見なしでは活性化はできないと思います。
消費者の声が反映された商品を開発して、企業が元気になって、生産者も元気になって。そうすれば津山地域全体が元気になると思うんです。
これからも、『つやま夢みのり』としてたくさんの商品ができると思うんですが、その中から、津山が全国に自慢できる商品ができていけばいいですね。
それに関わっていけるということが、津山に生活している私にとっても、とても楽しみな未来です。
皆さんも、ぜひ私たちに意見を聞かせてください。お待ちしています。
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